北海道で生活10年以上生活した私が考える、北海道の生活を快適に過ごすために必要なものを紹介します。
今回は主に「室内」で使用するものの紹介です。
北海道の家は過酷な冬を乗り切るために、他県の家と違う構造になっております。
そのため、おうちでの生活や必要なものも、少し違うので紹介していきます。
日用品
北海道での生活と言えども日々使用している日用品は、ほとんど変わりません。
ただ、自然が豊かな北海道に住むのですから、洗剤や柔軟剤等は分解されやすい、自然に優しいものを使用したいですね。
衣類乾燥機 サーキュレーター
北海道は冬に洗濯物を屋外に干せません。
そのため、屋外に洗濯物を干す設備が無い家がほとんどです。
(ベランダすら無いアパートやマンションも多々あります)
例外はありますが、洗濯物は一年を通して室内干しになると考えておいた方が良いです。
冬は一日中暖房をつけているので洗濯物は意外と乾くのですが、夏は乾燥機等の補助がないと厳しいです。
浴室乾燥の設備がある家が増えて来てますが、乾きがイマイチなので持っておいた方が良いです。
我が家ではサーキュレーターと衣類乾燥機を採用してます。
洗濯物を干した直後からサーキュレーターで風を当て、数時間後乾きがあまいものに衣類乾燥機で温風を当て仕上げています。
最新のドラム式洗濯機は乾燥機能が優秀なので、もしお持ちでしたら衣類乾燥機は必要ありません。
ただ最新のドラム式洗濯機は高価ですのでお持ちでないのでしたら、衣類乾燥機とサーキュレーター(扇風機でもOK)を買い足した方がリーズナブルです。
メガネ用くもり止め
北海道の冬は屋内外の温度差が大きいです。
そのためメガネをかけている方は、屋外から屋内に移動すると一瞬でメガネが曇り前が見れなくなってしまいます。
私はメガネをかけているので、屋内に入る度にメガネを拭く手間に悩まされました。
今はメガネのくもり止めを使用しているので快適に屋内外を移動できてます。
メガネのくもり止めは様々な種類のものが売られておりますので迷ってしまいますが、ご自身のライフスタイルに合ったものを選んで頂いて良いと思います。
ちなみに私は 小林製薬 メガネクリーナーふきふき くもり止めプラスを使用してます。
小分け袋の中にシートが一枚入っており拭きやすく持ち運びにも便利なので非常に重宝しております。
*くもり止め機能が付いていないものも有ります、ご購入の際はお気をつけください。
ヘルスケア用品
北海道も最近は温暖化の影響を受けて夏は暑くなってきました。
冬は寒いままなので、夏と冬の気温差が50℃以上になる地域も有ります。
また冬は非常に乾燥するので健康を維持するために様々なものが必要です。
エアコン
温暖化の影響で、北海道でも夏は30℃を超える日も珍しくなくなりました。
元々、北海道の家は機密性が高く、冬でも家の中の暖気が逃げにくい構造になっています。
逆に言えば夏の暑い空気も逃げにくい構造と言えます。
暑かった日の室内は夜も熱がこもったままで本当に辛いです。
最近では北海道でも室内で熱中症になる方が増加しております。
また、春先や秋口の少し寒い日では、家に設置している大型の暖房機だと暑くなりすぎるので、エアコンで暖を取ると快適です。
できれば家を探すときに、エアコン有りを条件に加えることをおすすめします。
もし気に入った物件がありエアコンがない場合は契約前に大家さんに相談した方が良いです。
私の場合は大家さんに相談したところ、エアコンを設置しても良いと言って頂くことが出来ました。
ご家族の健康のためにもエアコンは必需品です。
加湿器
北海道の冬は驚くほど乾燥します。
当然ですが室内は一日中暖房をつけているので更に乾燥します。
空気が乾燥した状態だと、ウィルスが活発に活動しやすくなるので、加湿器は必需品です。
加湿器の種類は大きく分けて、超音波式、スチーム式、気化式、ハイブリッド式の4種類あります。
加湿器の種類
- 超音波式
超音波式の加湿器は、水に超音波の振動をあてることで微細な粒子に分解し、その粒子を霧のように噴出することで加湿します。
加湿力は、スチーム式には及ばないものの気化式より強く、起動してすぐに加湿を始められ、電気代も安価です。
短所は、ヒーター式や気化式と異なり水蒸気ではないためタンク内で細菌が繁殖することもあります。
スタイリッシュなデザインの物が多いのでリビングやオフィスのインテリアとしても使えます。 - スチーム式
スチーム式の加湿器は、内部にヒーターが内蔵されており、加熱することでお湯を沸かし、水蒸気を発生させます。
加熱を行うのでタンク内で細菌が繁殖しづらく、噴霧される蒸気も清潔です。
一方、同じ噴霧量のほかのタイプに比べると消費電力が大きいです。
また、スチーム式はお湯を沸騰させて出る水蒸気で加湿しているため、起動から加湿開始までに少し時間がかかります。
熱湯を使うのでやけどにも注意する必要があります。 - 気化式
気化式の加湿器は、水を含ませたフィルターに風をあてることで水分を気化させ、加湿を行います。
電気代も安く、万が一加湿器が横倒しになって中の水がこぼれたとしても、ただの水なので安全です。 - ハイブリッド式
ハイブリッド式の加湿器は、気化式加湿器とヒーターを組み合わせた「水を含んだフィルターに温風を送るタイプ」と、超音波式とヒーターを組み合わせた「お湯を粒子に分解して霧状に噴出するタイプ」などがあります。
気化式加湿器+ヒータータイプでは、通常の気化式タイプより加湿効率が良くなることがメリットです。超音波式+ヒータータイプでは、お湯を使うので細菌の繁殖を防げることがメリットですが、どちらもヒーターを使う分、電気代は高くなります。
我が家では、リビングは大型の超音波式、寝室はスチーム式を採用しています。
超音波式はおしゃれなものが多いのでリビングに向いてます。
上部の蓋を開けて、やかん等で給水できるものを購入したので便利です。
雑菌の繁殖が心配なのできえ~る加湿器用を、給水時に一緒にタンクに入れています。
きえ~る加湿器用を加湿器に入れるようにしたら、ぬめり等が出なくなりました。
本当におすすめです。
*きえ~る加湿器用はスチーム式には使用できないのでご注意ください。
保湿
何度も言いますが、北海道の冬は驚くほど乾燥します。
ハンドクリームや保湿クリームを使用しないとすぐに肌がカサカサになります。
北海道に移住される前に、使用していたものよりも保湿効果の高いものを選んでください。
室内履き
ストーブを焚いて部屋を暖かくしても床暖房がない限り足元から冷えがきます。
靴下だけではなく室内履き(スリッパ等)を履いた方が快適に過ごせます。
暖かい部屋着
北海道の方は冬でも家中ポカポカにするらしいのですが、電気や燃料の値上がりも有り光熱費だけでも凄い金額になってしまいます。
出来れば少し暖房を抑えて、暖かい部屋着で過ごした方が、お財布や地球に優しいです。
暖かい寝具
一戸建ての場合、水道管が凍結して破裂する恐れがあるので、夜も暖房は消せないのですが、光熱費の節約のため最小限にする方が良いです。
暖かい寝具がないと寒くて熟睡出来ないのでなるべく暖かいものを購入して下さい。
電気毛布は意外と消費電力が少ないのでおすすめです。
メンタルケア用品
冬季は出かけられない日が増えるので、おうち時間が長くなってしまいます。
晴れの日も少なく、運動不足にもなり、どうしても心が塞ぎがちになります。
あまり注目されていませんが、ご自身のメンタルケアはとても大切だと思いますので、ここではメンタルケアについて紹介します。
シンプルな家具、家電
シンプルでおしゃれなデザインの北欧家具は人気が高いですよね。
それは北海道よりも冬が長い北欧の人々の、おうち時間を快適に過ごすためのノウハウが詰まっているからだと言われてます。
北海道は他の地区よりも生活必需品が多いので、持ちものが多くなる傾向にあります。
でも冬季に長く過ごさないとならない室内が、散らかっていると落ち着きませんよね。
生活必需品は仕方がないですが、なるべくものを減らすことを意識して生活した方が、心とお財布に優しいです。
安いもので良いので、家具や家電も白や木目で統一するだけでスッキリおしゃれになります。
おしゃれな室内で素敵なおうち時間を過ごすと心が休まるので本当におすすめです。
観葉植物
冬はあたり一面、銀世界になってしまうので、観葉植物が一つあるだけで本当に癒されます。
初心者の方は室内でも育つ丈夫な植物を選んだ方が良いです。
私は沢山枯らしてしまったので、何を選んだら良いかアドバイスできません(泣)
お店の方に相談してみてください。
猫(笑)
猫は最高です!!
大切なことですのでもう一度言います。
猫は最高です!!!
おうち時間の最高のパートナーになってくれると思います。
もちろん皆様の大切なペットが一番最高です!!
まとめ
北海道での生活に欠かせないのが、充実したおうち時間です。
充実したおうち時間は、疲れた体と心を癒してくれます。
生活必需品は人それぞれなので必要に応じて少しづつ買い足していくことをおすすめします。
皆様の北海道生活が楽しく充実したものになることを祈っております。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
北海道生活の必需品(屋外で使用するもの)も書いてます。
併せてお読みください。
北海道に10年以上住んでみて感じた、北海道の冬を楽しく過ごすコツをまとめました。
冬が来ると憂鬱な気持ちになってしまう方には、是非読んで頂きたいです。
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