【経験者が書いた北海道⇔岡山 移住比較ブログ】気候・生活・物価のリアルな違いとは?

皆さんこんにちは!

この記事では、北海道北広島市と岡山県倉敷市に移住経験がある私が感じた気候・生活・物価の違いを個人の感想を踏まえてまとめてみたいと思います。

北海道から岡山県に移住される方や、逆に岡山県から北海道に移住される方の参考となれば嬉しいです。

目次

北海道と岡山県との気候の違い

ここでは「北海道と岡山県の気候の違い」について、わかりやすくまとめてみました。

北海道と岡山県は、距離も遠ければ気候もかなり違うので参考にしてみてください。

北海道の気候の特徴

北海道の気候の特徴は、とにかく冬が長くて寒い!

12月〜3月くらいまでは雪に覆われ、最高気温が氷点下の日もザラ。

場所によっては気温が−20℃以下になることもあるので、冬の装備は本気で必要です。

晴れの日が少なく鬱々とした日々が続きます。

でもその分、夏はカラッとして涼しいです。

岡山県に比べて蒸し暑さは少なく、最高気温が30℃を超える日でも日陰に入ると涼しかったり、夜はスッと気温が下がったりします。

エアコンがない家も多いですが、7月末〜8月中旬は本州並みに暑い日があるので、エアコンがあった方が良いです。

春の訪れは遅く、桜の開花は5月のゴールデンウィークあたりになります。

秋も一気に寒くなって、10月にはストーブが必要になることも・・・

岡山県の気候の特徴

岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほど、雨が少なくて晴天の日が多いのが特徴。

特に私が住んでいる岡山県南部の瀬戸内海に面した地域は、温暖で穏やか

冬もほとんど雪は降らず、0℃以下になる日も少ないです。

ただ、夏はしっかり暑くて、35℃以上になることも

北海道から移住してきた私にとって岡山県の夏は厳しく、各部屋にエアコンは必須です。

春と秋はとっても過ごしやすく、桜も3月下旬〜4月上旬に咲きます

ざっくり比較表

カテゴリー北海道岡山県
冬の気温-20℃〜0℃(極寒&雪)0℃〜10℃(ほぼ雪なし)
夏の気温25℃〜32℃(カラッと涼しい)30℃〜37℃(晴天多く蒸し暑い)
降水量やや多い(雪含む)少ない(晴れの日が多い)
四季の長さ春・夏・秋は短く、冬が長め夏が長め(6月〜10月)
花粉少なめ(シラカバ)しっかり飛ぶ(スギ・ヒノキ)

北海道と岡山県の生活の違い

ここでは「北海道と岡山県の生活の違い」について、わかりやすくまとめてみました。

気候が大きく違えば生活習慣も大きく変わるので参考にしてみてください。

カテゴリー別

カテゴリー北海道岡山県
気候冬は長く寒い(-10℃以下も)
雪が多い
温暖で晴れが多い(「晴れの国」)
雪はほとんど降らない
光熱費高い(冬の暖房代が月2〜4万円になることも)比較的安い(エアコン冷暖房中心)
少ない(ゴキブリほぼゼロ)
夏も本州ほど虫に悩まされない
多い(特に夏)
ゴキブリ・蚊・カメムシなど
食べ物魚介類・乳製品・じゃがいも・とうもろこしなどが新鮮フルーツ王国(白桃、マスカット、ぶどう)
米・野菜も豊富
移動手段車が必須(特に地方)
札幌などは地下鉄・バスあり
車中心だが、都市部は自転車も◎
JRも本数あり
雪対策除雪・雪かきが日常
スタッドレスタイヤ必須
ほぼ不要
衣類防寒命(ダウン・ブーツ・ヒートテック3枚重ね)四季の装い、ダウンは軽めでOK
住まいのつくり高断熱・高気密が基本
暖房設備が重要
断熱性能は平均的
夏の暑さ対策が重要(通風や日よけ)
日照時間冬は短く暗い(札幌で12月は日没16時前)全国トップクラスの晴天率(太陽の恵み多し)
人付き合いわりと控えめ・距離感あり(都会寄り)地域によっては人情深く密なつながり(田舎らしさ)
自然大自然スケール(広大な原野、湖、雪山)里山・川・田園が中心、落ち着いた風景
道路比較的広くてまっすぐ
渋滞も少ない
狭くて入り組んでいる
朝夕は渋滞することも多々

こんな人に向いてるかも?

北海道岡山県
静かで広々とした自然が好き暮らしやすさと気候の安定を重視
虫が苦手雪が苦手な人に最適
スキー・スノボが趣味晴れた日が多い方が嬉しい人
食べることが大好き グルメな方果物・和食派、米や野菜の味重視

家を探しのポイント

北海道

岡山県から北海道に移住した場合、一番のポイントは「いかに冬を快適に過ごすか」という点です。

特に雪かき冬道の運転は経験がないと大きな事故に繋がる可能性があります。

職場・生活スタイル・家賃などの条件があると思いますが、私がおすすめしたいのは「札幌市営地下鉄駅の徒歩圏内のマンションに住む」ことです。

JR沿線だと、雪のための遅延や運休が多々ありますが、札幌市営地下鉄の場合は雪の影響がないため安心です。

賃貸でも戸建てやアパートだと雪かきの必要があるので、経験のない方にはおすすめできません。

マンションだと、雪かきの必要がない分、管理費や家賃が割高にはなりますが、雪かきの道具代や手間を考えると悪くないと思います。

また、マンションの場合だと隣や上下に囲まれているので比較的暖かく、光熱費を抑えることができます。

札幌市営地下鉄駅の徒歩圏内」だと近所にスーパーやドラッグストアもあり、移動も地下鉄で楽々なので冬場に車を運転する必要がなくなります。

「札幌市営地下鉄駅の徒歩圏内のマンションに住む」メリット
  • 札幌市営地下鉄は雪の影響がなく、冬場も遅延や運休がない
  • 雪かきの必要がない
  • 近所にスーパーやドラッグストアがあり買い物が楽
  • 冬は無理して運転しなくても良い
  • 光熱費を抑えることができる
\楽天ポイント5倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

岡山県

北海道から岡山県に移住した場合、一番のポイントは「いかに夏を乗りきるか」という点です。

岡山県の夏は北海道の夏と比べて、桁違いに暑く夜になっても涼しくなることはありません。

したがって「風通しが良くて涼しい間取りの家を選ぶ」ことが重要ですし、「全部屋にエアコンが設置できることが必須」となります。

大きな窓がある家は開放感がありますが、陽の光が入りすぎて室内が想像以上に暑くなるので、軒(のき)や庇(ひさし)で日差しをカットする工夫が必要となります。

チャトラな夫

個人的には大きな窓は必要ないと思いました。

その分、岡山県の家は北海道の家に比べ気密性能が低く、冬は寒く洗濯物が乾きづらいので、ルーフ付きのベランダや、浴槽乾燥の設備があると助かります(ドラム式の洗濯機を導入するのも良いと思います)

また、岡山県は北海道に比べて虫が多い地域なので、「網戸の品質・設置状況チェック」「玄関ドアやサッシの隙間が少ないこと」「植栽が密集しすぎていない(特に玄関周り)」などのチェックが必要です。

基本的に移動は、車中心の生活となるので駐車場が2台分確保できると完璧です。

岡山県での家探しのポイント
  • 全部屋にエアコンが設置できること
  • 日当たりよりも風通し重視
  • 虫対策はしっかりと
  • 冬の洗濯物が乾きづらいので要注意
  • 駐車場を確保する

北海道と岡山県の物価の違い、暮らすならどっちがお得?

ここでは「北海道と岡山県の物価の違い」について、わかりやすくまとめてみました。

日々の生活において物価の違いは非常に大きな問題ですので、ぜひ参考にしてみてください。

家賃の違い

地域1K・1DK(月額)2LDK〜3LDK(月額)
札幌市(北海道)約4.5万円〜6万円約6.5万円〜9万円
岡山市(岡山県)約4万円〜5.5万円約6万円〜8万円

結論:ほぼ同じか、若干岡山が安い

札幌も岡山も東京・大阪に比べると家賃はかなり安め。
ただし、札幌中心部はちょっと高めで、郊外ならかなり安くなります。
岡山も中心部はそれなりですが、ちょっと外れるとガクッと下がります。

食費の違い

北海道は海産物・乳製品・野菜が新鮮で安いのが魅力。
特に魚介類(鮭・ホタテ・カニなど)は、都市部スーパーでもリーズナブル。
ただ、冬場の野菜は他県から持ってくる必要があり、運賃分若干高くなります。

岡山県特産の桃・マスカット・ぶどうは地元ならではの安さで楽しめます。
野菜も温暖な瀬戸内地方の恩恵で冬でも安定して安く手に入ります。
岡山県は人口に対してスーパーの数が多く、スーパー激戦区なので食品は全体的に安めです。

結論:一年を通して考えると、冬場でも価格が安定している岡山の方が若干安い

日用品・光熱費の違い

項目北海道岡山県
電気代(冬)高い(暖房費+灯油代)比較的安い(暖房費少なめ)
ガス代やや高め平均的
日用品価格全国平均全国平均〜やや安め

結論:北海道は冬の暖房費がネック

北海道は冬の暖房(灯油ストーブ・電気暖房)が必須で、電気代や灯油代が岡山よりかなり高くなります。
岡山は冬もそこまで冷え込まないので、光熱費は全体的に安め。

総合的にみると・・・

  • 家賃:ほぼ同じか岡山のほうが少し安い
  • 食費:一年を通して考えると岡山の方が安い
  • 光熱費:北海道は冬が高い、岡山は安定
  • 日用品:ほぼ同じか岡山のほうが少し安い

トータルでは岡山の方がやや暮らしやすく、物価も安定してる印象
北海道は「夏は快適&食べ物は最高」だけど、冬の光熱費は要注意です!

チャトラな夫

岡山の方が安くて住みやすそうに感じますが、北海道の場合は圧倒的に高品質で美味しいものが手に入るので、食における幸福度は北海道の方が上かも!!

まとめ

今回は、北海道北広島市と岡山県倉敷市に移住経験がある私が感じた気候・生活・物価の違いを個人の感想を踏まえてまとめました。

生活コストは岡山県の方が低いという結果となりました。

冬の厳しさは圧倒的に北海道の方が上ですが、夏の厳しさは圧倒的に岡山県の方が上です。

どちらも一長一短で、北海道と岡山県を比べることはできませんが、私の人生の中で北海道に住めたことは、大変貴重な経験だったと思います。

できることなら、夏・秋は北海道、冬・春は岡山県にしみたいです(笑)

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

\楽天ポイント5倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
シェアして頂けると嬉しいです
  • URLをコピーしました!
目次