スマートフォンでニュースを読む時代。
コンビニの雑誌コーナーも縮小され、駅前の新聞スタンドは次々と姿を消しました。
そんななか、渋谷駅前のスクランブル交差点の近くに、昔ながらの新聞スタンドがひっそりと営業を続けているのをご存じでしょうか?
その名も 「RELX VAPE & NEWS STAND」。
駅前の再開発が進む渋谷で、紙の新聞を手売りする数少ない場所として注目を集めています。
そんな「RELX VAPE & NEWS STAND」は、NHKで放送されている「ドキュメント72時間」の「渋谷駅 最後の新聞スタンド」の回で紹介され、改めて注目されています。
この記事では、渋谷駅前のスクランブル交差点付近にある最後の新聞スタンド「RELX VAPE & NEWS STAND」についてまとめました。
「RELX VAPE & NEWS STAND」について


基本情報
RELX VAPE & NEWS STAND
- 住所:東京都渋谷区道玄坂1丁目4
- 電話:052-586-0624
- 営業時間:10時〜22時
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
渋谷再開発とともに移動する“最後の新聞スタンド”
もともとこの新聞スタンドは、かつての東急東横店南館階段近くにありました。
再開発工事の影響で2024年春頃には、西口タクシー乗り場近くへ移設。
現在はスクランブル交差点の近くに移動しています。
渋谷駅前に残る唯一の新聞スタンドとも言われ、SNSやブログでも「最後の新聞スタンド」として紹介されることがあります。
店名は「RELX VAPE & NEWS STAND」

店名には電子タバコブランドRELXの名前が付いていますが、実際の売り場はは新聞・雑誌が大部分を占めています。
サラリーマンやタクシードライバーが立ち寄り、出勤前に新聞を手に取る光景がまだここにはあります。
紙の新聞を“対面で買う”という行為は、デジタルニュース全盛の今では非常に珍しく、街の風景としても貴重な存在です。
誰が新聞を買うのか?
ここで新聞を手に取るのは、通勤途中の会社員、タクシー待機中の運転手、観光客などさまざま。
「電子版もあるけど、紙のほうが読みやすい」という年配層だけでなく、若い世代が雑誌を手に取る姿も見かけます。
紙媒体ならではの「見出しの迫力」や「手触り」を求めるニーズは、今も確かに残っています。
駅売り文化の“最後の証人”
かつて駅前には必ずあった新聞スタンド。
しかし、渋谷でも多くが姿を消し、今ではこのRELX VAPE & NEWS STANDが最後の1軒といわれています。
渋谷駅周辺ではコンビニの進出や広告のデジタル化が進み、紙のメディアを扱う風景そのものが希少になっています。
まとめ|渋谷で“紙の新聞”を買える最後の場所


- 渋谷駅前に残る数少ない新聞スタンド
- スマホで完結する時代に、紙を手に取る文化が続いている
- 再開発の進む都市風景の中で、昭和から平成に続く“駅売り文化”の象徴
渋谷に訪れた際、スクランブル交差点から徒歩数分でたどり着けるRELX VAPE & NEWS STAND。
スマホ全盛の時代に、あえて紙の新聞を手に取り、その場で一面を広げてみる・・・
そんな体験ができるのは、もしかするとこの場所が最後かもしれません・・・
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。