長崎県長崎市の長崎大学医学部歯学部付属病院内には、ケーキ店があります!!
病院内にケーキ店が入っているのは全国的に見ても珍しいのでは無いでしょうか?
しかも入っているケーキ店は「梅月堂」という名前で、長崎県内に8店舗も展開している1894年(明治27年)創業の地元では有名な老舗の和洋菓子店です。
2025年1月31日にNHKで放送された「ドキュメント72時間」でもとりあげられました。
この記事では、長崎県の老舗和洋菓子店「梅月堂」についてまとめました。
「梅月堂 大学病院店」について

基本情報
梅月堂 大学病院店(ばいげつどう)
- 住所:長崎県長崎市坂本1-7-1 長崎大学医学部歯学部付属病院 1F
- 電話:095-849-7888
- 定休日:元日のみ
- 営業時間:10時〜19時
特徴


お店は良い意味で、コンパクトにまとめられていて、買いやすい雰囲気です。
お見舞いだけではなく、お忙しい医師・看護師などの病院関係者も仕事終わりに買えるので便利です。
お休みも元日のみで、営業も10時から19時までと長いので、助かっている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

病院内にあるケーキ店なので様々な事情を持った方々が買いに来ると思うと、人間ドラマを感じてしまいます。
ここは貴重な場所なんだと思います。
「梅月堂」について




「梅月堂 本店」の基本情報




梅月堂 本店(ばいげつどう)
- 住所:長崎県長崎市浜町7-3
- 電話:095-825-3228
- 定休日:元日のみ
- 営業時間:10時〜19時(カフェは11時〜17時30分)
- 駐車場:なし
- 支払方法:カード可 電子マネー可
「梅月堂 本店」の特徴




「梅月堂 本店」には、直営のカフェ「カフェフィーヌ」が併設されており、季節ごとのスイーツや、長崎の素材を使った特製メニューを楽しむことができます。
「カフェフィーヌ」は、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと過ごせる場所で、観光の休憩や、地元の方々のリラックススペースとしても最適です。
「梅月堂」の歴史




「梅月堂」は1894年(明治27)長崎市大浦町に和菓子司として創業したことがはじまりです。
「梅月堂」の創業者である本田兼作は、もともと農家の出身で島原市から長崎市に移住したそうです。
それから市内数カ所に店舗を移転し、1927年(昭和2年)に現在本店がある浜町に落ち着きました。
長崎のご当地ケーキ「シースクリーム」発祥のお店




「梅月堂」は長崎のご当地ケーキ「シースクリーム」発祥のお店です。
まだバタークリームが主流だった時代に、生クリームを取り入れて開発された「シースクリーム」は、発売当初から大人気だったようです。
そもそもシースクリームの「シース」って何なの?


「初代シースクリーム」は、楕円形のブッセ生地にカスタードクリームをはさんだお菓子でした。
その形がちょうど「さや」に入った豆のように見えたので、英語で「さや」を意味する単語を探しましたが、刀の鞘(sheath:シース)と間違えて「シースクリーム」と名付けてしまったようです。



「シースクリーム」は発売後数十年もの間、間違いに気付かれることなく大人気商品となってしまい「シースクリーム」の名で浸透してしまっていた為、今更名前の変更が出来なかったそうです(笑)
現在販売されているシースクリームは三代目




時代とともに改良し、今現在店頭で販売されているのは「三代目のシースクリーム」です。
豆の「さや」のような形のブッセ生地だった初代から、まわりにフワフワのそぼろがついたスポンジ生地の二代目を経て、現在の長方形の三代目となったそうです。
長崎のご当地ケーキ、「シースクリーム」は、当初は珍しいとされた生クリームを導入するなど、企業努力があってこそのなんだと感じました!!



「シースクリーム」は見た目からして、絶対美味しいって感じですね♪
長崎に行ったら絶対に食べたい逸品です!!
まとめ
今回は、長崎県の老舗和洋菓子店「梅月堂」についてまとめました。
昔から長崎に根付いているお店で、ご当地ケーキ「シースクリーム」発祥のお店としても有名です。
長崎大学医学部歯学部付属病院内にお店があるという視点からも「梅月堂」が、長崎市民からとても愛されているお店だという事が、よくわかりますね♪
長崎市に行った際には「梅月堂 本店」の「カフェフィーヌ」で「シースクリーム」を体験してみてください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。