石川県珠洲市に地元の方々に愛されている銭湯「海浜あみだ湯」があります。
2024年1月1日の能登半島地震や9月21日の能登豪雨による水害にて被災するも、いち早く営業を再開し、被災された方々やボランティアの方々の疲れを癒してきました。
被災にも負けず、営業している姿に勇気を与えられた方も少なくないと思います。
そんな「海浜あみだ湯」は、2025年2月28日にNHKで放送された「ドキュメント72時間」でもとりあげられました。
この記事では、能登半島地震や能登豪雨による水害の被災地でふんばり続ける銭湯「海浜あみだ湯」についてまとめました。
「海浜あみだ湯」について


外観は清潔なイメージで女性の方でも安心して利用できそうですね!!
1988年に出来た建物には見えません。
基本情報
海浜あみだ湯
- 住所:石川県珠洲市野々江町5
- 電話:0768-82-6275
- 定休日:水曜日 木曜日
- 営業時間:14時~21時
- 創業:1988年
- 駐車場:あり


内装とお風呂は良い意味でレトロで、これぞ銭湯!!って感じです。
受付は番台ではなくフロント方式なので女性の方でも安心して利用できます。
特徴


「海浜あみだ湯」は、1988年石川県珠洲市にて創業した浜辺に建つ銭湯です。
(お風呂から海が見れます)
お風呂の湯は温泉ではないですが、地下水を利用しています。
内湯は、大きな湯船の半分を浅くして、底から泡のバイブロにしており、残り半分の端にはジェット水流を付けています。
有料ですがサウナも完備しています。
入場料は券売機で購入するスタイルです。
受付はフロント方式なので女性の方でも安心して利用できます。
- ドライヤー(有料)
- マッサージ機(有料)
- 乾式サウナ(別料金)
- 超音波湯
- 気泡風呂
- ジェットバス
- 水風呂
- 露天風呂
沿革


- 1988年 海浜あみだ湯創業。
- 2023年12月 創業者が高齢になった為、新谷健太(しんやけんた)さんが運営を引き継ぐ。
- 2024年1月1日 能登半島地震にて被災。
- 2024年1月19日 営業再開。
- 2024年9月21日 能登豪雨による水害にて被災。
- 2024年9月23日 営業再開。

度重なる災害にも負けず、最短で営業を再開させるなんてすごい!!
救われた被災者の方々は、数多くいらっしゃると思います。
新谷健太さんについて




プロフィール
新谷健太(しんやけんた)
- 生年月日:1991年
- 出身:北海道北見市
- 学歴:金沢美術工芸大学 油画専攻
経歴
- 1991年 北海道北見市に生まれる。
- 2015年 金沢美術工芸大学油画専攻卒業後、アーティストランスペース「芸宿」を運営。
- 2017年 珠洲市に移住。地域おこし協力隊として勤務。
- 2018年「ゲストハウス(仮)karikakko」開業。
- 2023年12月 「海浜あみだ湯」の運営責任者となる。



新谷健太さんが運営を引き継いですぐに能登半島地震が発生しました。
ご苦労されたと思いますが、すぐに営業を再開することで救われた方は沢山いらっしゃったと思います。
まとめ


この記事では、能登半島地震や能登豪雨による水害の被災地でふんばり続ける銭湯「海浜あみだ湯」についてまとめました。
地震の直後に断水が広がる中、「海浜あみだ湯」は幸いにも地下水を利用していたので、倒壊した家屋の木材を燃やし、いち早く営業を再開することができました。
貴重な風呂を提供したことで、ここで再会し安否を確認し合う人もいたそうです。
「海浜あみだ湯」の存在で多くの方が勇気をもらったと思います!!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。