環境保全団体WWFの活動を知ってください

この記事は世界自然保護基金、略称WWF(World Wide Fund For Nature)の活動を皆様に知って頂きたくて書きました。

なんか怪しい団体なの?と思われるかもしれませんが、WWFは世界最大規模の自然保護団体であり国際NGOなんです。

チャトラな一家は猫好きですが、その他の動物も大好きです。
動物達が存続し続けていける地球環境の実現を強く願っております。

その為に、少額ですが毎月寄付を行っております。
このブログで収益が出るようになったら寄付額を増やして行きたいと考えております。

自然が好きな方や地球環境に興味が有る方にWWFの事を知って頂けると嬉しいです。

目次

WWFとは

WWFは1961年にスイスで設立された世界最大規模の環境保全団体です。
現在は世界の約80カ国にネットワークを持ち100カ国以上で活動しています。

人と自然が調和して生きられる未来を目指してサステナブルな社会の実現を推し進めてくれています。
特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や地球温暖化防止の為の脱炭素社会の実現に向けた活動を行っている団体です。

WWFジャパンは1971年に発足したWWFの日本支部です。

WWFジャパンのホームページです。

WWFジャパンの活動内容

WWFジャパンは5つのテーマを柱に活動しています。
ここでは5つのテーマについて紹介させて頂きます。

FORESTS:自然度の高い森と、野生生物を守る

私たちの衣・食・住・遊を支えるさまざまなモノ。
その生産が森林の過剰伐採、植林地・農園・牧草地などへの転換を招き、世界各地で自然林の減少を引き起こしています。
自然林の減少はそのまま、そこに暮らす野生生物の危機にも直結します。
WWFジャパンは、日本の消費と関係が深いアジア地域を中心に、木材、紙、パーム油、天然ゴムなどの生産を持続可能なものに改善し、森と野生生物を守ることをめざしています。

OCEANS:乱獲や汚染から海の生態系を守る

水産物の獲りすぎや、漁業対象でない生きものまで網にかかってしまう混獲、沿岸や浅海域の環境を大きく損なうような開発、プラスチックの流入、そして、IUU(違法・無報告・無規制)漁業の横行など、海の危機が続いています。
WWFジャパンは、日本が主要な消費国となっている水産物のサステナブルな利用を推進すること、プラスチック廃棄物の発生抑制や資源循環促進などを通して、海の生態系保全に取り組んでいます。

FRESHWATER:持続可能な水環境と淡水生態系を守る

大小さまざまな河川、湖、池、沼、湿地帯など、水(淡水)をたたえた環境はとても多様です。
しかしその総面積は、地球上のわずか1%しかありません。さらに、水資源の過剰な利用や開発などによって、その多くが危機にさらされています。
WWFジャパンは、日本を代表する水環境である水田の生態系の保全を推進。
また、特に淡水を大量に利用し、排水の課題にも深くかかわっている繊維業界との協力を図り、水環境の改善をめざしています。

WILDLIFE:乱獲や違法取引を防ぎ生息環境を守る

食料から、宝飾品や薬の原料、さらにはペットに至るまで、さまざまな目的で利用されている野生生物。
中には、過剰な利用によって危機に陥っているものもいます。捕獲や取引(売買など)を規制する法律や条約に反した密猟・違法取引も後を絶ちません。
WWFジャパンは、特に日本が関係している過剰利用や違法取引を防ぐための活動を進めると同時に、野生生物の生息地保全にも取り組んでいます。

CLIMATE:地球温暖化をくいとめる

世界中の気候が今までと大きく違ってきていることを、誰もが肌で感じるようになりました。
温暖化(気候変動)は、人間社会はもちろん、野生生物の暮らしにも大きな影響を与えます。
WWFジャパンは、国、自治体、企業を対象に、温室効果ガスの排出量を大幅に削減するよう促す活動に注力しています。
また、自然環境や地域の文化などに配慮しながら、自然エネルギーの導入が進むようにするための活動にも取り組んでいます。

WWFジャパン1年間の活動報告(2022年7月〜2023年6月)

収支報告

総収入17億9,900万円

内容金額
個人サポーターの支援 9億4,634万円
企業・団体からの支援 4億0,521万円
補助金 3億9,128万円
収益(事業収入) 320万円
合計17億9,900万円

総支出19億2,126万円

内容金額
自然保護活動 10億0,947万円
活動資金調達 6億2,766万円
事務管理費 1億3,326万円
特定資産繰越 3,322万円
その他支出1億1,765万円
合計19億2,126万円

2022年7月〜2023年6月は赤字でしたね・・・
支援を頑張らないと・・・

活動内容

FORESTS:自然度の高い森と、野生生物を守る

  • 「コアラの森」復活へ、大規模プロジェクト進行中
  • ブラジルで2つのプロジェクト発足(アトランティックフォレスト(大西洋沿岸林)と、セラードと呼ばれるサバンナ地帯の保全と再生)
  • ガーナのカカオ生産をサステナブルに
  • メコン地域の森と野生生物の保全

OCEANS:乱獲や汚染から海の生態系を守る

  • IUU漁業根絶に向け、メディアや報道機関との連携を強化
  • カツオの漁獲ルールの歴史的な合意に貢献
  • WCPFC年次会合では、WWFジャパンスタッフを含めたチームWWFが一丸となって、議論の進展を後押しした
  • プラスチック汚染対策に関する日本政府の「高野心連合」加盟を後押し
  • 国内のサンゴを守る新たな取り組みを開始

FRESHWATER:持続可能な水環境と淡水生態系を守る

  • 市民参加の「環境DNA調査」
  • 繊維産業をサステナブルに
  • 農業基本法でも生物多様性の保全強化を
  • 責任ある水利用管理へ

WILDLIFE:乱獲や違法取引を防ぎ生息環境を守る

  • 野生動物のペット利用に関するキャンペーン
  • 野生動物と人との共存をめざす
  • 水際での違法取引防止の強化
  • 世界自然遺産登録地および周辺島しょ部での生物多様性保全活動

CLIMATE:地球温暖化をくいとめる

  • 「SBT認定」で企業の温室効果ガス削減を後押し
  • COP27で各国政府への働きかけを実施
  • 非国家アクターの活動をサポート
  • 温暖化対策として不十分なGX関連法に抗議!

WWFジャパンの活動内容が多過ぎて、詳しくは書ききれないので、概要のみリストアップしました。
詳しく知りたい方はWFジャパンのホームページをご覧下さい。
下のリンクから飛ぶ事が出来ます。

最後に・・・

現在、地球環境は大変な事になっています。
それは一重に人間が資源を使い過ぎているからに他ありません。

現在の人類による消費の大きさを計算すると、地球1個分の生産量に対して、1.75個分の利用をしていることがわかります。(エコロジカル・フットプリントを基に算出)

つまり0.75個分、使いすぎている、ということです。

この現在オーバーしている地球0.75個分の消費分は、いわば森や海などでの乱獲や、大量の二酸化炭素を排出することで、未来から「先借り」してしまっているわけです。

そのシワ寄せが、動物達に向かっています。

現在絶滅危惧種を示すレッドリストに掲載されている動物は4万4千種を超えてしまいました。
これは、地球上の全品種の30%弱が絶滅危惧種になってしまった事を意味します。

しかし考えようによってはまだ、4万4千種の絶滅を防ぐ事が出来る可能性が有るという事です。

人類は動物達の頂点であるというお考えの方もいらっしゃると思います。
頂点だからこそ地球環境を考える義務があると思います。
どうかお力をお貸し下さい。

私も微力ですが寄付を続けて行きますし、自然を大切に生きて行きます。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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