2025年10月19日(日)放送の「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)で登場したのは、岡山県玉野市・王子が岳の山頂近くにある美しい茶室。
瀬戸内海を一望できる絶景の地にひっそりと佇むその建物は、陶芸家・赤畠太さんが営む「備前焼王子窯」の敷地内にありました。
この記事では、番組で紹介された茶室と、王子が岳エリアの見どころについて詳しくまとめました。
今回の「ポツンと一軒家」はここ!
備前焼王子窯とは


備前焼王子窯
- 住所:岡山県玉野市永井2763
- 電話:086-477-3773
- 営業時間:10時~17時
- 定休日:火曜日
- 駐車場:あり
*窯の見学は要予約
玉野市の王子が岳の山あいにある「備前焼王子窯」は、備前焼陶芸家・赤畠太さんが主宰する工房です。
赤畠太さんは岡山県出身の陶芸家で、伝統的な備前焼の技法を継承しつつ、現代的な感性を取り入れた作品で知られています。
「備前焼王子窯」の特徴は、自然との調和を大切にした工房づくり。
瀬戸内の海と山に囲まれた静謐な環境の中で、土のぬくもりと炎の美しさを感じる作品が日々生み出されています。
この工房の奥にある茶室こそ、今回「ポツンと一軒家」で紹介された建物です。
茶室が佇む王子が岳山頂エリア



ロケの舞台となったのは、玉野市の名所・王子が岳(おうじがたけ)。
標高234mの小高い山ながら、山頂からは瀬戸内海の島々と四国まで見渡せる大パノラマが広がります。
奇岩「にこにこ岩」でも知られ、ハイキングコースやパラグライダーの発着地としても人気です。
そんな王子が岳の山頂付近に建つのが、「王子が岳山頂レストハウス」。
そのすぐ近くには、建築途中で工事が中断した「王子アルカディアリゾートホテル」の巨大な建物が残されています。
バブル期の夢の跡として知られ、現在は廃墟のように山中に佇むその姿が、王子が岳の歴史を象徴しています。
「ポツンと一軒家」に登場した美しき茶室
放送では、山中の備前焼工房の奥にある見事な日本家屋=茶室が登場。
細やかな格子造りの玄関、美しい軒桁、手入れの行き届いた庭園と、まるで伝統建築の美を凝縮したかのような空間が広がっていました。
陶芸家・赤畠太さんは「自然と向き合い、静かに土と向き合う時間がここにある」と語り、この茶室は「訪れる人と土を繋ぐための場所」として作られたそうです。
スタジオの林修さんも思わず「これは…贅を尽くした、すごく豪華な造りですよ!」と感嘆。
山奥に突如現れる“静寂と美の空間”として、全国の視聴者に強い印象を残しました。
まとめ


2025年10月19日放送の「ポツンと一軒家」で紹介されたのは、岡山県玉野市・王子が岳山頂近くにある「備前焼王子窯」の茶室でした。
陶芸家・赤畠太さんが手がけたその建物は、瀬戸内海を見下ろす自然の中で、静寂と美を体現する唯一無二の空間。
近くには、「王子が岳山頂レストハウス」や幻の「王子アルカディアリゾートホテル」があり、芸術と自然、そして歴史が交差する特別な場所として再び注目を集めています。
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。