関越自動車道の沼田ICから車で10分くらいの所に「福田ぶどうマルシェ」というぶどう専門の観光農園があります。
「福田ぶどうマルシェ」は車椅子の方や、小さなお子様でもぶどうの収穫体験ができる、バリアフリー機能が整った全国的に珍しい観光農園なんです!!
2024年12月14日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園でも紹介されました。
この記事では群馬県沼田市バリアフリー機能が整った観光農園「福田ぶどうマルシェ」について書きました。
「福田ぶどうマルシェ」について
「福田ぶどうマルシェ」は2019年に開業しました。
基本情報
福田ぶどうマルシェ
- 住所:群馬県沼田市発知新田町381-3
- 電話:090-9007-0354
- 営業期間:9月上旬〜10上旬
- 営業時間:9時〜17時(土日祝日) 9時〜16時(平日)
- 駐車場:あり
- 支払方法:現金のみ
従業員のホークくんとジャックくんです。
下にいるのが兄ちゃんのホークくんで、上に乗っかっているのが弟のジャックくんです。
2匹は癒し担当のスタッフだそうです。
「福田ぶどうマルシェ」はどんな施設?
「福田ぶどうマルシェ」の栽培法は、雨の多い日本で考案された独特のものです。
園内はバリヤフリー機能が整っており売店内には車いすの方でも利用できるトイレも完備されております。
「福田ぶどうマルシェ」はぶどうの販売がメインですが、収穫体験も出来ます。
車椅子に座ったオーナーの福田智美さんでも手の届く位置にぶどうが実るので、車椅子の方や小さなお子様でも楽しく収穫体験ができます。
ちなみに入園料は一人100円です。
※摘み取ったぶどうについては別途現地にて量り売りとなります
ヒストリー
オーナーの福田智美さんは東京生まれ東京育ちで、「国立がん研究センター研究所」で仕事されてました。
ご夫婦共働きのため忙しい日々が続き、将来はスキー場が近い町に住みたいと思い移住を考えるようになったそうです。
福田智美さんは畑仕事をしたことがなかったそうですが、ボランティア経験から本気でぶどう農家になろうと思い、夫婦で脱サラしてぶどう農家を目指そうとしたされました。
その矢先に福田智美さんが「脊髄髄内腫瘍」という難病になり8ヶ月半も入院されることになってしまいました。
福田智美さん車椅子生活になってしまいましたが、夢を諦めませんでした。
これも何かの縁だと思いぶどう農家になることを決意されたそうです。
現在は障害者やお子さんに優しいぶどう園を目指して、ご夫婦+猫2匹で頑張っておられます。
オーナーの福田智美さんはご自身が車椅子生活なので、バリアフリーの観光農園という難しいチャレンジを実現することが出来たのですね。
園内にはカフェスペースもありぶどうのスムージーを飲むことが出来ます。
ぶどうのシロップ漬けも販売されており、お菓子作り、お酒、炭酸、アイス等使い方はいろいろだそうです。
栽培している品種
- シャインマスカット
- 黄玉
- 天晴
- 瀬戸ジャイアンツ
- 藤稔
- ブラックビート
- ナガノパープル
- オリエンタルスター
- BKシードレス
- あづましずく
- キングデラ
- クイーンニーナ
- バイオレットキング
- マイハート
- 安芸クイーン
- 甲斐路
- 紅富士
- 悟紅玉(ゴルビー)
18種類も栽培されているのですね!!
凄すぎです。
まとめ
今回は、群馬県沼田市バリアフリー機能が整った観光農園「福田ぶどうマルシェ」を紹介しました。
オーナーの福田智美さん車椅子生活になってしまいましたが、逆に車椅子や小さなお子様でもぶどうの収穫体験ができる、バリアフリー機能が整った全国的に珍しい観光農園を作ることが出来ました!!
素晴らしい取り組みだと思います。
ぶどう農園なので営業期間は9月上旬〜10上旬と短いですが、群馬県沼田市に行った際にはぜひ訪れて頂きたいです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。