群馬県桐生市の深い山奥。
Googleマップを見ても道が途切れているように見える、そんな奥地に1日1組限定のログハウス宿「ペンション遊房」があります。
電波も届かずテレビもない、まさに“現代社会と切り離された時間”が流れる場所。
予約は電話のみで、すでに年内土日のほとんどが満室という人気ぶり。
都会では決して味わえないプライベートなひとときを求めて、多くのリピーターが訪れています。
そんな「ペンション遊房」は、2025年7月27日にテレビ朝日系列で放送されているポツンと一軒家で紹介されました。
この記事では、群馬県桐生市の山の中に佇む隠れペンション「ペンション遊房」についてまとめました。
「ペンション遊房」について


基本情報
ペンション遊房(ぺんしょんあそぼう)
- 住所:群馬県桐生市黒保根町上田沢1571
- 電話:0277-96-3939
秘境に佇む1日1組限定のログハウス


ペンション遊房は、標高の高い集落からさらに山奥へ入った先にあります。舗装道路の終点付近に車を停め、最後は徒歩で進むしかない細い山道。
周囲は木々に囲まれ、春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季の美しい表情が一望できる秘境の宿です。
しかもこの宿には電波が届かず、テレビもありません。
スマホの通知もテレビの音もない静寂の中で過ごす時間は、現代人にとってまさに贅沢。
聞こえるのは鳥の声と風の音だけという、非日常を味わえます。
母の想いを受け継いだオーナー
この宿を切り盛りするのは、笑顔が印象的な女性オーナー。
かつて病気がちだった母とともに約1000坪の土地を購入し、母が自ら図面を引いて建てたログハウスが、このペンションの原点です。
「良き友であり、良き仲間であり、何でも話せる母でした」
母が他界した今も、オーナー1人で宿を切り盛りしています。
未経験から始めた料理や接客も「やらないで後悔するより、楽しんでやってみる」という母譲りの前向きな姿勢で挑戦。
その結果、一度訪れた人が何度も通う人気宿に育ちました。
手作りのコース料理と心のこもったおもてなし


ペンション遊房では、オーナー手作りのコース料理が評判です。
地元の野菜や川魚など旬の食材を使い、一皿一皿に愛情が込められています。
田舎の親戚の家で出されるような素朴さと、レストランのような彩りを兼ね備えた料理は、宿の魅力を語るうえで欠かせないポイントです。
予約は電話のみ、だからこそ特別感がある


ペンション遊房には公式サイトも予約サイトもありません。
予約は電話のみ、しかも人気のため希望日がなかなか取れないことも珍しくありません。
しかし、この「手間」と「希少性」が逆に特別感を高めています。
現代の利便性から少し離れ、丁寧に時間をかけて予約して訪れる・・・
そんな体験もまた、この宿の魅力のひとつです。
まとめ|静寂と自然を楽しむ究極の隠れ家


- 群馬県桐生市の電波もテレビも届かない山奥にある1日1組限定の宿
- 母の想いを受け継ぎ、女性オーナーがひとりで運営
- 手作り料理と温かな接客がリピーターを生む
- 予約は電話のみ、土日はほぼ満室の人気ぶり
都会の喧騒から離れ、自然と静けさに包まれる「ペンション遊房」。
スマホもテレビもない“何もない贅沢”を、ぜひ体験してみてください。
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。