岡山県北部、歴史と自然が静かに交錯する街・津山市。
その郊外にひっそりと佇む山寺「黒澤山 萬福寺(くろさわさん まんぷくじ)」は、知る人ぞ知る「心の静寂」と「絶景の雲海」を堪能できる特別な場所です。
そんな「黒澤山 萬福寺」は、2025年5月25日にテレビ朝日系列で放送されているポツンと一軒家で紹介されました。
この記事では、早朝に見られる幻想的な雲海で有名な禅寺「黒澤山 萬福寺」についてまとめました。
「黒澤山 萬福寺」について


「黒澤山 萬福寺」の基本情報
「黒澤山 萬福寺(くろさわさん まんぷくじ)」
- 住所:岡山県津山市東田辺1596
電話:0868-27-0316 - 駐車場:あり
- 雲海のベストシーズン:10月下旬〜12月上旬の早朝(6時〜8時頃)
「黒澤山 萬福寺」の歴史


「黒澤山 萬福寺」は和銅元年(西暦708年)黒澤山の山頂近くに、虚空蔵菩薩が来臨された際、その霊端に居合わせた猟師がお堂を結んだことが起源とされています。
鎌倉幕府から、三重県の「朝熊山 金剛證寺」福島県の「霊厳山 圓蔵寺」とともに「日本三所の福地」と認められ、源氏や北条氏、足利氏などから寄進があり、大いに信仰を集め、堂宇を興隆されました。
有名なのが数えで13歳になった年に行う「十三参り」。
日本で三カ所しかない福地でのお参りで、生きる力を授かるご利益があるとされ、平安時代から今に伝えられています。


黒澤山から望む絶景!!「雲海」について


「黒澤山 萬福寺」を語る上で、欠かすことが出来ないのは「雲海の絶景」です。
雲海が見られる条件とは?
雲海は、放射冷却が進む晩秋から初冬(10月下旬〜12月頃)にかけて、早朝の特定条件下で現れます。
- 前夜が晴天
- 風が弱い
- 放射冷却で気温が低下
- 湿度が高い(前日が雨天または霧)
これらが揃うと、津山盆地に濃い霧が立ち込め、山上の萬福寺から見下ろせば、まさに雲の海が足元に広がる幻想的な風景が現れます。
まとめ


今回は、早朝に見られる幻想的な雲海で有名な禅寺「黒澤山 萬福寺」についてまとめました。
「黒澤山 萬福寺」は、ただの観光地ではありません。
ここには、心の「余白」を取り戻す静けさと、自然が描き出す一期一会の美しさがあります。
特に早朝の雲海を前にしたとき、あまりの神々しさに感動すること間違いなしです!!
もし、心が疲れたとき、思考をリセットしたくなったときは、ぜひこの山寺を訪ねて絶景に癒されてみてください。

さすがポツンと一軒家で紹介されるだけありますね!!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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